Karly_i’s blog

Do you know POTS?

#1 絶望しか感じなかった8月

私は8月の頭に新型コロナウィルスに感染しました。

 

1年間で1番毎年楽しみにしているキャンプで発症しました。私が持ち込みました。3泊4日のキャンプだったけど、一緒に行ってた人達も感染してたらクラスターになる危険があったので1泊で切り上げになりました。出発の前に異変に気づいて自分だけ行かなければ他の人の思い出を潰すことがなかったのに。と考えると本当に苦しかった。

 

隔離期間中もその申し訳なさで体よりも心が苦しかったです。

 

そうしているうちに隔離期間が明けました。でも、1週間経っても倦怠感が抜けず、内科を受診しました。血液検査をしても異変はありませんでした。でもお医者さんに「続くようだったら後遺症外来に行ってみて」と言われました。そこで初めて後遺症という存在と、その可能性を認識しました。

 

その数日後、体調はモヤモヤしている中、オープンキャンパスに行く予定があり、最寄りの駅に行きました。急な腹痛で冷や汗とめまいが止まらず、電車を目の前にして気を失いました。幸いなことに看護師である母が同伴していたので私を寝かせて、応急処置をしてくれました。

私の顔が真っ白で、さすがに焦った、救急車呼ぼうかと思ったと母に後々言われました。意識そぞろな私を見ても慌てて救急車を呼ばず、出来ることをするあたりがさすが看護師だなと感じさせられました。

 

こんなことがあって私は 自分は後遺症なんだな、感染前の体ではないんだな と確信しました。そして自分の体のことよりオープンキャンパスに行けなかったことの方が残念に感じ、それも私らしいなぁと思いました。

 

私はその後、後遺症外来を受診しました。やはり、診断は「ウィルス感染による後遺症」でした。